親知らずには、抜く親知らずと抜かない親知らずがあります。
その判断は様々なお口の状況によって、適切に行わないといけません。
親知らずは、悪くなった奥歯の代わりに新しい、健康な歯として利用できる場合もあり、また、抜かずに放置することが、様々な病気を引き起こし、悪化する場合もあります。
矯正治療中のレントゲン(Rは患者様の右側のマーク)
- 右上の親知らずは、手前の奥歯が腐っているため、親知らずを残し、その奥歯を抜く
- 左上の親知らずは、2本が奇形になった歯牙腫で摘出術
- 左右下の親知らずは、横に生えて埋まっていて、抜歯
左上の親知らず(2本が一塊になった歯牙腫)
抜歯後2年後
右上の親知らずは新しいきれいな奥歯として生えてきている
その他の部分は骨がきれいに治っています。
右上の親知らずは新しいきれいな歯として、抜いた奥歯とまったく同じ位置に同じ歯として生え揃いました。